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【ファッション業界の方々へ一読ください】コピー商品について

ファッション

弊社がC6の代理店を始めて、日本で発売をしてからもうすぐ1年が経ちます。

 

 

私たちもブランディングをしっかりとしていくために、卸先を極端に広げず、本当に好きな方に使っていただけるように本意ではない卸先のバイヤーの方々から仕入れの要望があってもお断りをして制限してやってまいりました。

 

 

今後もマーケットを広げるつもりもなく、業界人に愛用しつづけてもらえるような、しっかりとしたブランドに育てていきたいと思っています。

 

お陰様で、たくさんの方々からいいブランドだね、とお声掛け頂き、私の元にもたくさんの同業者の方々から個人オーダーを頂くようになり、ありがたい限りです。

 

 

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C6 MSPC PRODUCT ONLINE STORE

 

 

 

しかしながら、お断りした取引先、取扱いをしているにも関わらず利益率を求めて、そのままコピーをして、オリジナルで全く同じつくりでブランド名などを付けずにその商品を店頭展開するお店が現れだしました。

 

 

これはファッション業界で、あってはならない事実なのではないでしょうか?

 

お断りした先であろうが、ましてや取扱いをしているにも関わらず、利益率優先で全く同じデザインのコピー商品をオリジナルで作って販売する。

もちろん、おかしいことですが、展開をしているのに自社でコピー商品を作られてしまうと仕入れも減りますし、ブランドはそれにより生き残れるかどうかという問題にも繋がっていきます・・・

 

こんなことをする取引先とは今後一切このブランドの取扱いは許しませんし、現在お取扱いをしているにも関わらず、利益率優先でコピー商品の展開をしたそちらのお取引先とは話をしたうえでC6のお取扱いを中止させていただきました。

 

 

 

 

私たちも含めて、たくさんの小さいブランドがこの不況の中で戦っています。

 

 

 

 

それを、売れるからとか、かっこいいからという理由でセレクトショップのバイヤーや企画が自分たちの生産背景で作りだしたら、私たちブランドは生き残っていけない。それはC6だけではなく、たくさんのブランドがそうだと思います。

 

 

 

 

オマージュと言う形でブランド展開から定番化して、誰もが知る商品の良き部分を取り入れることはよくあること。洋服のブランドでもなんでもやはり名品は何年経っても名品。私もそれは理解しています。ですが、オマージュはそれをさらにデザイナーの解釈などで新たに機能を付加させて昇華させる。

 

大前提として「定番」であること、

デザイナーの解釈で「昇華」させることがオマージュなのだと私は認識します。

 

 

 

でも、日本に入ってきて1年も経たない知名度の低いブランドを全くの同じ仕様で作り、さらには本物よりも安い値段でコピー商品を展開する・・・これは、もはや元のブランドの存在すら蔑ろにし、ひいては本物を殺す行為であり、オマージュでもなんでもありません。

 

 

 

もしかしたら本物を知らずにコピー商品を手にしてしまう人もいるかもしれない。

本物でもコピー商品でも、安ければ安いに越したことはないと思っている方もいるかもしれない。

 

C6は海外の有名なメゾンブランドのデザイナーがクリエイティブチームに参加しているのだけど、きちんと物を見てほしいという理由でそのデザイナーの名前は出すことがタブーとなっている。もちろん、このデザイナーの名前を出せばそれだけでも欲しいと言う人が増えるだろうけど、C6はそういう商売はしたくないとの方向性なんです。生地にこだわり、仕様にこだわり、そうして生まれたのがこのブランドです。

 

やはり私たちもこういうブランドの意向をくみ取り、お客様に伝えるべく今後もやっていきたいのです。代理店ブランドとして任されている以上は、ブランドを守る責任がある。

 

 

 

 

バイヤーからしたら、自分たちで作った方が安くモノが作れて粗利もとれる。でもね、私たちはバイヤーを呼ぶ際に、絶対の信頼をして展示会に来てもらっている。

 

どうなんでしょうか。

対ブランドを裏切るようなような行為がこの業界でまかり通っていいのでしょうか?

 

同じファッション業界に生きる者として、こういう行為は絶対にやってほしくないです。

 

 

 

そのアイテムが入ってくるセレクトショップで働くスタッフの皆様、もしこういうコピー商品が入ってきても気付いたら売っちゃダメですよ。そして会社の上に話をしましょう。戦ってください。

自分たちが服好きだってプライドはあるんでしょ?こんなことやらしちゃダメですよ。

 

 

売れなかったら責任はそれを真似した人間に返るだけです。

なんの工夫もなしにその空っぽな企画に思い至った人間にきちんとその方法が間違っていることを認識させましょう。

 

 

 

 

安心して物が買える世の中にしていくために一緒に戦いましょう。

 

 

 

 

 

C6はサイドにC6のロゴ入りタグが付いています。

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内装ガジェットポケット部分にも下記画像のようにC6のタグが付いています。

 

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こういったロゴ入りの付属品もついており、内装の整理などにもご活用いただけます。

 

 

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こちらは取扱いをお断りしたセレクトショップから出ているコピー商品。

こういうことがなければ今後、もしかしたらお付き合いがあったかもしれないので残念です。

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 コピー商品(メインポケット)

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C6本物(メインポケット)

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コピー商品(ガジェット部分)
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C6本物(ガジェットポケット)

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コピー商品(底面)

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C6本物(底面)

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皆様はどう感じられたでしょうか。

このリュックはC6の中でも一番の顔、大変残念です・・・

 

 

2014/12/2 17:43 追記※先ほどまでUPしていたもう一社の写真ですが、先方から謝罪の連絡をいただきましたので削除しました。今後こういう商品は作らないというお約束をさせていただきました。私自身、わかっていただければそれで問題ありません。皆様からのシェアあっての結果です。本当にありがとうございます



2014/12/3 10:13 追記※画像のセレクトショップも通販サイトで展開していた商品が削除されました。直接連絡がきたわけではないので、もしかしたら店舗などで展開を継続する可能性もあります。お客様に危険をお知らせする意味で画像を残しておきます。人の目につくネットはやめたけど店舗では販売するなんてことはないと思いますが。一応理解してくれたという認識とさせていただきます。皆様、ありがとうございました。

 

私みたいに影響力のない人間がこんなことを書いても、拡散力は低いでしょうが、少数だとしてもお伝えできることを祈り、本日のブログとさせていただきました。

 

 あるセレクトショップによる心ない行為により、このような事態になっていることは、ブランドが日本に入ってきてからしっかりと打ち出しをして応援してくれている他のセレクトショップ様に申し訳ないです・・・

 

 

 

 

ファッション業界でこういうことが起こってしまうという事実に対する私自身の残念な気持ちが先行してしまう文章になってしまいましたが、このブログは私個人として強い思いを込めています。

 

お客様に対してコピー商品の危機感へのアナウンスもそうなのですが、特にファッション業界の方々に読んでいただきたいです。

 

「信頼」があってこそ成り立つ業界だと私は思っています。

だからこそ展示会にお呼びして、お客様に出さない情報までお伝えしている。

 

信頼していた相手にこのような裏切りを受けて本当に残念で仕方がないです・・・

 

 

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

 

皆様、偽物を買わず、少し高いですがきちんと「本物」を買ってください。

偽物を買うということは、あなた方の大好きだった本物をいずれ失うことに繋がり兼ねません。

 

心からのお願いです。

 

偽物を許しちゃいけない。

ビジネスであろうが、ファッションが好きって気持ちをどうか持ち続けて下さい。

 

 

森 俊輔 一個人として